社会人生活30年はしくじりの歴史 ホンダ時代編

研究開発の大事なことは全てホンダで教わった

私の社会人生活は1987年4月に本田技研工業株式会社へ新卒で入社した時からスタートしました。

6ヶ月間に渡る新入社員研修が終わり配属されたのは、研究開発の拠点である本田技術研究所(HONDA R&D)の栃木研究所。

そこには広大なテストコースがあり、世界中の車を分析しながら本田の主要な新車の開発が行われていました。

 

着任してすぐに鈴鹿サーキットで合宿が行われテストドライバーとしての訓練を受けて試験に合格すると人間工学グループという研究チームに配置されました。

1989年の7月に退職するまで約2年間の短い期間でしたが、その間に開発の現場で経験したことが自分の経営者人生において大事な基礎となっています。

上記のチャート画像は自動車デザインの開発プロセスを自分なりにまとめたものです。(転載元:デザイン・マーケケティング〜経営の美的価値創造 上原一徳 著 SMBCコンサルティングより2006年発行)

 

新車開発において最も大事なのは、プロトタイプ(試作車)開発です。

プロトタイプの1号車が出来上がってくるとテストドライバーが数百人がかりで数千項目に及ぶ実走テストを行います。

 

つまりありとあらゆる観点から徹底的にダメ出しを行い設計変更と試作改良を繰り返すのです。

机上の設計段階ではあらゆるチャレンジを行い、実車テストで設計上の失敗を明らかにしそれを潰しこんでいく訳です。

 

その経験があるので自分が新しい事業を立ち上げるときには、必ず始めにプロトタイプを作るようにしています。
失敗する前提で小さなリスクをとってビジネスモデルを作り、実験的に回してみるのです。失敗しても上手く行っても改善点は必ず見つかるので、それを徹底的に詰めるように心がけています。

 

レンタルオフィスを始めた時も、飲食店を開業した時も始めはプロトタイプを作って実験を重ねましたし、イベントを立ち上げる時も第0回という考え方でテスト的なイベントからスタートするのが私のやり方です。

そのおかけで、13年前に自分が立ち上げたレンタルオフィス事業貸し会議室事業顧客企業から高く評価され、昨年、一部上場の大手企業にすべて売却することができ、大きく発展させて頂いております。

 

それでも30年間の社会人生活、20年間の中小企業経営者人生を振り返ると、本当にたくさんの失敗をしてきました。

もう自分でも呆れるくらいマヌケなしくじりだらけです。

しかしそれは全てチャレンジを繰り返した上での失敗です。
これから10年かけて世の中の概念を全てひっくり返すような仕組みを構築していくつもりですので、このブログでは30年間の失敗の歴史、中でもエポックメイキングとなった失敗経験を赤裸々に公開しつつ、真摯に振り返って見ようと思います。(明日以降に続きます)

 


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